企業のうまい「note」活用方法とは?上手な活用事例3選

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公開日:2022.7.4

noteは文章や写真、音声を投稿できるメディアプラットフォームです。現在では個人での活用がメジャーになりつつあり、一度はnoteの記事を読んだことがある人も多いのではないでしょうか。また、最近ではマーケティングツールとしてnoteを効果的に運用・活用している企業も増えてきており、その活用方法が注目されています。今回はnoteの活用メリットや活用方法、企業でのnote活用事例について解説します。

企業でもnoteの活用が広がっている

そもそもnoteとは

noteは文章・画像・音声・動画などのコンテンツを自由に投稿できるメディアプラットフォームです。個人のクリエイターがこだわりのコンテンツを発表するだけでなく、企業や団体による情報発信の場としても広く活用されています。noteは創作を楽しみ続けることを大切にしており、さまざまな工夫が施されて誕生しました。例えば、好きなクリエイターの記事を応援したり、同じ趣味の方とサークルで繋がったりすることもできるのです。ランキングや広告の掲示もないので、誰もが気軽に集まれる場としてnoteは親しまれています。

noteには3つのプランがある

  • note
    利用料金が無料の基本プランです。専門的な知識は不要で、広告表示のない記事の投稿を行えます。画像・動画・音声の挿入といった便利な豊富な機能も無料で使えます。
  • noteプレミアム
    noteをより便利に利用できる、個人のクリエイター向けの有料サービスです。月額500円で利用でき、加入月は無料利用が可能です。定期購読マガジンの申し込みを行えるようになり、作成できるマガジン数もアップします。ほかにも、記事の予約投稿、共同運営マガジン、数量限定販売など、さまざまな機能が開放されます。
  • note pro
    note proは法人向けの有料サービスで、noteのブランド感や分析力をさらに強化できます。月額50,000円で利用でき、初期費用と初月の利用料金はかかりません。 noteの基本機能を大幅にアップグレードでき、独自ドメインの適用やオリジナルロゴ、ブランドカラーの設定が可能です。さらに、個別サポートや勉強会などのコミュニティに参加できるので、note運用を成功させるためのノウハウも効率的に学べます。

noteのユーザー数は企業も個人も増加している

noteは2020年5月の月間アクティブユーザー数が6,300万名を突破しました。1日の投稿件数は平均して2.6万件を超えており、注目度の高いnoteでお客様との関係構築を強化したいと考える企業も少なくありません。法人の利用も半年で倍増の1,600件を突破したと同時期に発表され、noteというプラットフォームの活用がビジネスでも当たり前になってきています。ブランディング・リクルーティング・顧客とのコミュニケーションの場など、さまざまな目的で企業はnoteで情報発信を行っています。個人のクリエイティブな情報発信の場としてだけでなく、企業と人を結びつける舞台としてnoteは注目されているのです。

   

企業がnoteを活用するメリット

簡単に運用を開始できる

企業がnoteを活用すれば準備などに手間をかけることなく、手軽にコンテンツ運用を始められます。もし、オウンドメディアを立ち上げようと考えた場合、実際に企業独自の情報を発信できるようになるまでは簡単な道のりではありません。サイト構築やインターネットに関するさまざまな知識が必要で、独自性の強いオウンドメディアを作るには時間もかかるためです。一方、noteであれば便利なプラットフォームが用意されています。わざわざサイト構築しなくても、すぐにオウンドメディアと同等のコンテンツ運用をスタートできます。

コンテンツの閲覧が期待できる

noteはSEOに強く集客がしやすい点が特徴です。noteはコンテンツ量が多く表示速度にも優れているため、検索サイトから信頼性が高く評価されています。キーワードを意識して記事を作成できれば、Googleなどで上位に表示されやすく集客も期待できます。さらに、noteには既存のユーザーが6,300万名以上いるため、ゼロからスタートするオウンドメディアに比べると、集客を実現するまでのハードルは低めです。

SNSで広く拡散できる

noteはTwitterやFacebookといったSNSのシェアを前提に投稿画面が設計されています。実際にnoteの記事を見てみると「タイトル直下」「記事内容のドラッグ」「フッター」で、直感的にSNSに投稿できる仕組みが採用されています。SNSとnoteは親和性が高いため、優れたコンテンツを投稿できれば多くのユーザーへの情報拡散手段として有効です。特にTwitterとの相性は良い傾向にあり、工夫次第でシェアは広がっていきます。

     

企業のnote活用事例を見てみよう

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社はSo-netやNURO光などの通信サービスを提供しており、noteの運営にも力を入れている企業です。公式noteではソニーネットワークコミュニケーションズが大切にしているポイントや、今取り組んでいる最新情報などが発信されています。例えば、AIを活用した最新のスポーツICTソリューションであるスマートスイミングレッスンは、映像や分析結果から泳ぎの新たな気付きを得られるシステムです。最新技術で私たちの生活がどう変わるのか、ソニーネットワークコミュニケーションズのnoteには明るい未来像が提示されています。

Netflix

Netflixはインターネット上で映画やドラマ、アニメなどが見放題になる、世界中で大人気の動画配信サービスです。そして、noteを上手に活用している代表的な企業でもあります。Netflixをよりディープに楽しむための作品の考察・インタビュー・座談会など、note限定の貴重なコンテンツが掲載されています。例えば、著名人がNetflix作品の人気コンテンツを独自の視点から語るシリーズは、人気を集めているものの1つです。お気に入りの作品がさらに大好きになれたり、次に見たいと思える映画やドラマを新たに発見できたりします。膨大な数の作品が配信されているNetflixですが、Netflixのnoteを片手に番組を選べば迷子になる心配はありません。

JUMP j BOOKS

JUMP j BOOKSは週刊少年ジャンプなどの大人気雑誌を多数抱えている、株式会社集英社が運営するnoteアカウントです。JUMP j BOOKSは集英社より刊行されているライトノベル系ノベルズレーベルの名前でもあり、日々数多くの人気作品が誕生しています。そうした作品の魅力の紹介やインタビュー、コラム、裏話などを発信しているのが集英社のnoteです。内容も充実していて読者を飽きさせません。例えば、短編小説が無料公開されていたり、最新作を試し読みできたり、ここでしか楽しめないオリジナルコンテンツを楽しめます。

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まとめ

noteで独自のコンテンツや自社の魅力を発信する企業が増えています。顧客との繋がりを考えると、パソコンやスマートフォンから気軽にアクセスできるコンテンツが重要です。noteであれば構築や管理などの面倒な手間をすべて排除して、楽しくてわくわくするコンテンツ作りだけに集中できます。企業の情報発信や顧客との繋がりを強化したいと考えている方は、人気が高まっているnoteを上手に活用しましょう。

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