専門家が集い、繋がる新しいプロジェクト「HOnPro(ホンプロ)」とは?

カテゴリ:インタビュー 投稿日: 2019.5.28 

somu-lier本誌でたびたびお世話になっている人事労務管理のプロ・伴 芳夫氏が弁護士・園田 真紀氏らとともに新しいサービス「HOnPro(ホンプロ)」を立ち上げました。そこでsomu-lier編集長・渡邊がそのお二人に立ち上げた経緯と、また今後の展望を伺ってきました。

バックオフィスの課題解決のための方向性を示すのが「somu-lier」、解決案を創出・実行するのが「HOnPro」

渡邊 今回、伴先生と園田先生がご一緒に新しい「HOnPro(ホンプロ)」という新しいサービスをはじめたと伺いました。こちらはどういった経緯で立ち上げられたのでしょうか?

園田 伴先生と私の所属しているいかり法律事務所の碇 啓太弁護士と一緒に定期的に労働法関係の勉強会を行っていたんです。その後の飲み会の雑談の中で、何か一緒に仕事ができないか?という話になったことがきっかけですね(笑)。

 そうなんです(笑)。お酒を酌み交わしながらいろいろお二人とお話する中で、お客様の課題が必ずしも法律だけで解決できるわけではないこと、そしてそのもどかしさをそれぞれが抱えていたことがわかったんです。

渡邊 そういった社労士の枠を飛び超えたサービスの一つとして、伴先生は勤怠管理システム「AKASHI」の代理店業務を行っていらっしゃいますよね?

伴 そうですね。本来なら社労士の仕事ではないのですが、お客様の課題解決の一つとして提案させていただいているんです。そこで、さまざまな分野のプロフェッショナルと連携してプロジェクト対策をすれば、真の課題解決ができるんじゃないか、と思ったんですよ。

園田 弁護士や社労士という肩書きがあると、業務範囲が限られてしまうんです。課題解決のあり方は法律だけでなく、色々あっていいと思うんですよね。それぞれ所属する事務所がある中で、そういった真の課題解決ができる、今よりも自由に課題解決に取り組めるようにと、新たな場所(=組織)をつくろうということに。

 そこで、「本者」のプロフェッショナルと「本物」のプロダクト・サービスによって、「本気」でバックオフィスを支援するプロジェクトとして「HOnPro」を立ち上げました。

渡邊 なるほど。新時代ならではの新しい試みですね。

バックオフィスの課題解決の方向性を示すのがsomu-lier 、 解決案を創出・実行するのがHOnPro

 料理のレシピを無料で提供しているウェブサイトがあっても、プロの料理人がなくなることがないように、人の意識や興味が高まれば高まるほど、その結果、「本物」が必要になるんですよ。

園田 そうなんですよね。今はウェブサイト上で法律関係のQ&Aを公開されていて、誰でも検索すれば法律について知ることができる環境です。ですが、本当に悩んでいる方からの相談というのは無くなることはないですね。

渡邊 somu︲lier(以下ソムリエ)も同じことが言えますね。ユーザーは意識の高い総務・労務従事者の方達。ユーザーのほとんどは自らの知識や知見を広げるために常に新しい情報を欲しています。そのため、正しい情報を発信する責任がソムリエにはあると思うんですね。特に最近では税務や労働基準法など法律に関しての有識者でないと答えられないような質問が編集部に届くことも多くなりました。読者の皆さんが抱えている悩みを解消できるような情報を何らかの形でHOnProの専門家が提供できる仕組みにできたら、ソムリエユーザーいわゆるバックオフィス従事者の方々のリテラシーを底上げしていくことも可能ですね。

伴 それはいいですね!ソムリエはバックオフィス従事者の方たちが集まるコミュニティで、HOnProはさまざまなジャンルの専門家が集まるコミュニティ。その2つが連携することでさらにそのコミュニティが広がっていく。それぞれの役割を分けるとしたら、バックオフィスの課題解決の方向性を示すのがソムリエ。バックオフィスでトラブルが起こった際、あるいはトラブルを未然に防ぐための解決案を創出・実行するのがHOnProでしょうか。

園田  令和という新しい元号に変わり、おそらくここ数年で日本は目まぐるしく変化を遂げると思います。それに伴い、新たなバックオフィスの問題や課題が生まれてくるはず。それらの未知の事案に対して多角的な解決策を提案していきたいですね。

HOnPro×somu-lierの連携によって バックオフィスのリテラシーの底上げを目指す

渡邊 HOnProとsomu-lierどちらもバックオフィスから会社を元気にするという根底の考え方は一緒ですから、連携とっていきたいですね。

伴 連携することでお互いのネットワークがさらに広がっていけば、これから目まぐるしく変化していく企業のバックオフィス業界のニーズにも迅速に対応していけますしね。そのために、クラウド型勤怠管理システム「AKASHI」やクラウド型給与計算システム「マネーフォワード クラウド給与」、クラウド型労務管理システム「OFFICE STATION」などのサービスのほか、今後誕生するだろう新しいサービスとも積極的に連携して、ワンストップのバックオフィスソリューションを提案していきます。

渡邊 なるほど。スムーズに業務課題を解決できることで、バックオフィス従事者の方たちの負担を減らして行けそうですね。

伴 さまざまなジャンルの専門家との連携を生かして、社員の健康維持・増進をサポートする「ヘルスケア」、また新入総務担当者の育成や新たなキャリア育成「スクール」などの企画・運営も行っていきます。「ヘルスケア」ではSpomeeやミズノ、保健同人社のサービスとの連携が決まっており、「スクール」では労務管理スクール、給与計算スクール、衛生管理スクールの開講を予定しています。

園田 法律専門職による「セミナー」も開講する予定ですよね。

伴 そうです。園田先生や碇先生のお力を多いに借りて、これまでありそうでなかった法律専門職による教育研修を考えています。法律がより身近な存在となるように、コンプライアンス向上コースやビジネススキル向上コース、リーガルマインド向上コースなどを実施する予定でいます。

園田 このプロジェクトが軌道に乗れば、この取り組み自体が横の連携によってそれぞれの個々の強みを発揮するという意味で新しい働き方のモデルケースの一つとして、社会に提示できますよね。

伴 そうですね。新時代を担っていく総務・労務従事者の方に向けて、新しい働き方を自ら示していく。それとともに、本者のプロフェッショナルと本物のプロダクト・サービスを提供して本気のバックオフィス支援をしていきます!

渡邊 HOnPro、somu-lierともにリーガルマインドやリテラシーの底上げを目指していきましょう。本日はありがとうございました。

伴 芳夫(ばんよしお)氏<右>

株式会社アドバンス・CEO。新しい支援プロジェクト「HOnPro」のサービス企画・立案を担当。また社会保険労務士としても活動している。

園田 真紀(そのだまき)氏<中>

いかり法律事務所・弁護士。米国法律事務所での実務研修や,大学・民間企業での組織内法務担当者としての経験があり,「HOnPro」ではこれまでに培った豊富な法的知見を提供する。

渡邊 謙人(わたなべけんと)<左>

ソニーネットワークコミュニケーションズ株式会社・somu-lier編集長として、日本企業のバックオフィス従事者に向けたメディ総務・労務従事者の悩みを解決する情報や新時代の働き方に求められる知識を発信。またクラウド型勤怠管理サービス「AKASHI」のプロジェクトリーダーでもある。

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