経理・一般事務がとるべきおすすめ資格一覧!お役立ち度、受験料、必要期間・費用まとめ

カテゴリ:クローズアップ , 総務のおいしい話 投稿日: 2016.9.7 tag: ,

b4d9f2efc8d9faf0bab5240e6fd2ab23

総務部門の中でもより専門的な技能が必要となるのが、経理部門や一般事務部門。それだけに、部門のニーズに合った資格を取得できれば、そのままキャリアアップにつながることも多いものです。

最近では、部門内での社員教育のために資格取得を課しているところもあるほど。就職・転職の際のアピールにも役立つ今注目の資格を、経理部門と一般事務部門に分けてご紹介します。

経理にオススメの資格

精度の高い仕事が求められる経理部門。財務諸表の作成や月次・年次の決算業務、入金・出金の管理はもちろん、キャリアが長くなると税理士や公認会計士との折衝などの業務が加わることもあり、それだけ幅広い知識が必要です。

 

大手企業でも続々導入の注目資格:FASS検定

「FASS」とは「Finance Accounting Skill Standard」の頭文字を取ったもの。経済産業省が経理・財務部門の人材育成を目的に実施している検定試験です。伊藤忠商事や全日空商事、日産自動車など日本を代表する企業が導入していることでも知られています。

出題されるのは月次の業績管理から決算業務の進め方、各種税金の申告方法など、経理部門での業務に必要な基礎知識がまんべんなく学べる注目の資格です。新入社員がOJTの仕上げに受験するのも◎。すでにある程度のキャリアがある社員が苦手分野の洗い出しのために受験するのにもオススメです。

お役立ち度

★★★☆☆

受験料

10,000円(税別)

※日本CFO協会法人会員の場合は8,000円(税別)

取得までの期間の目安

3か月~半年

取得にかかる金額の目安

50,000~60,000円(通信講座を受講した場合)

 

経理の基礎力はこれが指標に:給与計算実務能力検定(2級)

どんな会社でも行われている給与計算の業務。そのための基本的な技能があることを証明するのが、この給与計算実務能力検定(2級)です。厚生労働省が認可する団体が主催している資格で、採用担当者の間でも経理の基礎能力をはかるひとつの指標として定着しています。

お役立ち度

★★★★☆

受験料

8,000円(税込)

取得までの期間の目安

3か月程度

取得にかかる金額の目安

40,000円(公式の対策講座・模擬試験講座を受講した場合)

 

将来性も抜群の有名資格:日商簿記(2級)

経理・財務系の資格の中でも、最も有名なものがこちら。財務諸表を読む力や、企業の経営管理の基礎知識を身につけることができる資格です。

4級から1級までありますが、企業の現場で使える技能が身につきやすいのは2級。さらにステップアップして1級を取得できると税理士試験の受験資格が得られるので、将来独立を見据える人にもオススメです。

お役立ち度

★★★★★

受験料

4,630円(税込)

取得までの期間の目安

半年~1年

取得にかかる金額の目安

50,000~10万円程度(スクールを受講した場合)

 

幅広いお金の知識が身につく:ファイナンシャルプランナー(2級)

経理や財務の業務のみならず、幅広い場面で役に立つお金の知識を学べる資格。節約から税金、投資、住宅ローン、不動産、教育、老後、相続まで、生活の中で使える知識が身につきます。先に紹介したFASS検定や給与計算実務能力検定、日商簿記などの実務に即した資格を取った後に、2つ目の資格として取得するのもよいでしょう。

お役立ち度

★★★☆☆

受験料

8,700円(税別・学科と実技の両方を受験した場合)

取得までの期間の目安

3か月~半年

取得にかかる金額の目安

10万円~15万円程度(スクールを受講した場合)

 

一般事務にオススメの資格

仕事の幅が広い一般事務部門の仕事も、資格があれば鬼に金棒。最近では企業による顧客情報などの漏えいが社会問題になっており、正しい情報管理のスキルも求められています。現在一般事務の仕事をしていてさらにスキルアップしたい人、これから一般事務の仕事に就きたい人の両方に役立つ資格をご紹介します。

 

今必要な情報管理力が身につく:文書情報管理士(2級)

2016年からマイナンバー制度が始まり、個人情報のより慎重な取り扱いが必要になりました。また普段の企業活動においても、万が一のトラブルに備えて日ごろの業務内容を記録しておくことが欠かせません。

文書情報管理士は、まさにそんな現代の一般事務に求められる能力を身につけるための資格として始まったもの。資格を取得しておくことで、一般事務として適切な情報管理力があることをアピールできます。

お役立ち度

★★★★☆

受験料

10,800円(税込)

取得までの期間の目安

3か月~半年

取得までの期間の目安

33,000円(公式の対策講座<参考書込み>を受講した場合)

 

仕事で使えるPCスキルを養う:日商PC

ビジネスにパソコンのスキルは必須ですが、大事なのはただパソコンが使えるということではなく、それをしっかりと業務に生かせるかどうか。日商PCの資格は効果的なプレゼン資料の作り方やデータ分析の方法など、実務に即したパソコンスキルを身につけることができます。

ベーシック、3級、2級、1級がありますが、スキルアップに最も使えるのは2級。パソコン・ITスキルを使った業務効率化・業績向上の方法も学べます。

お役立ち度

★★★★★

受験料

7,200円(税込)

取得までの期間の目安

3か月~半年

取得にかかる金額の目安

50,000円~10万円程度(通信講座を受講した場合)

 

PCの基礎操作を学べる:MOS(マイクロソフト オフィス スペシャリスト)

現時点ではパソコンスキルに自信がないという人にオススメなのが、MOS。ワード、エクセルの基礎的な操作の仕方からじっくりと学べるので、初心者でも気後れすることはありません。

すべての業務の基礎となるパソコンスキルが身につくので、新入社員に受験をすすめる企業も数多くあります。

お役立ち度

★★★★☆

受験料

1科目につき10,584円(税込)

取得までの期間の目安

3か月~半年

取得にかかる金額の目安

20,000~50,000円程度(通信講座を受講した場合)

 

洗練された顧客応対スキルが身につく:秘書検定(準1級)

一般事務の仕事には、他社に送る文書の作成や来客応対も含まれる場合があります。そんなときに役立つビジネスの現場にふさわしい言葉遣いや文書の作成方法を学べるのが、秘書検定の資格です。

3級~1級までありますが、業務で使えるレベルの力を身につけたいなら準1級の取得を目指すのがオススメです。筆記試験だけでなく面接もありますので、受験前には敬語の使い方や立ち居振る舞いを見直しておくのがよいでしょう。

お役立ち度

★★★☆☆

受験料

4,900円(税込)

取得までの期間の目安

3か月~半年

取得にかかる金額の目安

30,000~50,000円程度(通信講座を受講した場合)

 

まとめ

経理向け、一般事務向けともにスキルアップによいとされる資格はたくさんあります。時代の流れを読み取って、企業側がどんなスキルを必要としているのかを読み解きながら選ぶことも大切。ここにあげた資格の中に興味のあるものがあれば、ぜひ勉強を始めてみてください。

※情報は2016年8月のものです。資格に関する最新の情報はホームページなどでご覧ください。

 

リンク一覧

FASS検定:http://www.cfo.jp/fass/

給与計算実務能力検定:http://jitsumu-up.jp/about/

日商簿記:https://www.kentei.ne.jp/bookkeeping

ファイナンシャルプランナー:https://www.jafp.or.jp/

文書情報管理士:http://www.jiima.or.jp/bunkan/buntest_07_index.html

日商PC:https://www.kentei.ne.jp/pc

MOS(microsoft office specialist):http://mos.odyssey-com.co.jp/index.html

秘書検定:http://jitsumu-kentei.jp/HS/index

こちらも読まれています:

*somu-lier(ソムリエ)では書き手を募集しています。

この記事に関連する記事

【2017年1月~】改正セクハラ指針が施行されます―LGBTなど性的少数者に対するセクハラにも対処が必要です―

財形貯蓄制度を導入し、福利厚生を充実させましょう!

見逃さずに上手に活用!すぐ使えそうな雇用関連助成金の一覧と申請する際の注意点

非正規雇用労働者の雇用対策を推進!「正社員転換・待遇改善実現プラン」とは?