健康経営

用語説明

従業員などの健康管理を経営的視点で考え、戦略的に実践を行うこと。健康経営が実践されている企業は、従業員の活力の向上や生産性の向上をはじめとする組織の活性化をもたらす。それにより、中長期的な業績・企業価値の向上が期待されるとともに、将来的には投資家からの理解や評価を受けた株価の向上等も期待されている。

 

解説

従業員などの健康管理や健康づくりの促進・推進は、単に医療費を削減するという点に留まらず、従業員の生産性や創造性の向上、企業のイメージアップ等にもつながる非常に重要な観点であり、経営者の指導力の一つとしても近年非常に注目されています。

また、健康経営に取り組む企業を社会的に評価する動きも活発になってきています。経済産業省は、従業員への健康保持・増進活動を推進する上場企業を「健康経営銘柄」として選定しており、「健康経営銘柄2016」には25業種から25社が選定されました。

さらに今年度からは、上場企業に限らず、大規模法人のうち保険者と連携して優良な健康経営を実践している法人について「健康経営優良法人(ホワイト500)」として認定する制度も始まっています。

健康経営の効果や進め方については下記の記事で詳しく解説していますので、御参照ください。

・はじめよう、健康経営―企業の活力は、従業員の健康から―

はじめよう、健康経営―企業の活力は、従業員の健康から―

総務用語集
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