「自分でやらなきゃ」では生産性は低いまま?ボクシル運営者とバックオフィスのクラウドサービスを考える

カテゴリ:インタビュー 投稿日: 2016.10.19 tag: , , ,

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日本企業の労働生産性は、先進国の中でもっとも低い数値であることは周知の事実。労働人口の減少などを考えると、「がんばる」だけではその課題を解消することは難しい状況です。大切なのは、頑張るだけではなく、どこに力を注ぐか。そうした状況の中で、面倒なバックオフィス業務を代行してくれるクラウドサービスが注目を集めています。ただし、どんなサービスが存在して、どれを使えばよいかはなかなかわからないもの。そんな数多く存在するクラウドサービスの機能や価格を一目で比較できるのが、口コミ・比較プラットフォーム「ボクシル(ボクシル)」です。同サービスを提供するスマートキャンプ株式会社の古橋智史社長に、クラウドサービス活用によるメリットやおすすめのサービスを聞きました。

 

「ホワイトカラー労働生産性を飛躍させる」その理念はどこから来たか

メガバンクからキャリアをスタートした古橋社長は、ITベンチャー勤務を経て2014年に起業。その背景には、キャリアを通じて感じていた“仕事の非効率”があったそうです。

起業するにあたって、古橋氏はそのキャリアを振り返り、 “この社会に対して、自分にできることは何か”“命がけで挑戦できることはあるか”と自らに問いかけたといいます。

「メガバンク時代は、意思決定までのプロセスが煩雑で、スピード感を持てないことに不自由を感じていました。ベンチャー時代は“激務で、遅くまで働くことが通常運転”とされる状況。そうした課題は企業によって異なるけれど、生産性を向上させるという価値を提供することで、多くの人がより熱く仕事に向き合えるはずだ。生産性が低いとされる日本を大きく変えることができるはずだ。それが、すべての始まりだったんです」(古橋氏)

古橋氏が行き着いたのは、現在の企業理念にもなっている“日本のホワイトカラー労働生産性を飛躍させること”でした。

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同社が注力するのがクラウドサービスの口コミ比較メディア「ボクシル」の運営。同メディアは労働人口の減少基調も手伝って大きな注目を集め、「情報収集が容易であること」「サービスの比較が一目でできること」が支持されています。

「日本企業およそ400万社のうち、160万社が何らかのクラウドサービスを活用しているといわれますが、残りの半数以上は使っていない。それはなぜかというと、クラウドサービスがどんなものか、どれを使ったらよいかが“わからないから”なんです」と古橋氏は注目の理由を語ります。

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「ボクシル」が目指しているのは、多くの人が抱えている“不安”や“わからない”を払しょくするメディア。

導入前から1万件以上の利用ユーザーの声を閲覧できる、サービスを並べて比較し、資料も一括で請求できる……。とにかく、わかりやすく、効率よく情報を取得・問い合わせできるのが特徴です。こうしたメディアに表れている特性は、「労働生産性の飛躍」を目指すスマートキャンプならではのものなのかもしれません。

ボクシル運営者が教えるおススメクラウドサービスは?

実際にクラウドサービスでカバーできることは広がっています。経理などのバックオフィス業務はもちろん、勤怠管理、人材管理・タレントマネジメント、営業支援や顧客管理、名刺管理に至るまで、たいていの業務は丸投げできてしまうようになりました。古橋氏は銀行出身なこともあり、経理をすべて担当しているが、面倒な実務はすべてクラウドサービスに任せていると言います。

「マンパワーやコストを考えると断然お得ですし、社長として“やるべきこと”に集中できることは大きなメリット。日本の生産性向上に対して、明確な解決策になることを実感できています。セキュリティーが気になるという方も多いですが、こうしたサービスはそこをしっかりしていることが大前提。よくわからないからという理由だけで使わないのは、本当にもったいないと思いますよ」(古橋氏)

仕事において時間を費やす実務。ただし、データの入力や資料作成などは、プロフェッショナルでなくてもできることです。そこからの解放が労働生産性向上の大きなテーマであることは言うまでもありません。

たとえば、クラウド会計ソフト“freee(フリー)”を例に挙げると、入力を自動化し、銀行口座やクレジットカード、レジやECサイトの明細を自動で取得して仕訳登録してくれたりする。さらに、帳簿や決算書の作成はもちろん、請求書の作成から売買掛け金の管理、資金繰りの分析まで完結してくれるため、入力・管理・レポート作成の二度手間やタイムラグもなくなります。

こうした便利な機能を低額なコストで使えることは、会社はもちろん、そこで働く社員たちにも大きなメリットが生まれることは間違いなし。人材が価値を発揮する場所も、ワークスタイルも大きく変わりそうです。現在、そんな魅力的な価値をもたらしてくれるクラウドサービスが数多く存在しますが、古橋氏個人は、どのようなサービスに注目しているのでしょうか。

「こうしたサービスは、利用者のニーズによって選ばれるので、一概には言えませんが……。個人的に重宝したなというのは「Bizer(バイザー)」。クラウドシステムを使った日本初の士業相談サポートシステムです。税理士や社会保険労務士といった顧問サービスを基本料金月額2,980円で受けられ、何度相談しても追加料金なし。管理系バックオフィス業務を効率化する機能も付加されています。当社はベンチャーですので、このサービスには本当に助けられた。登記なんかもまとめてやってくれますからね」(古橋氏)

 

クラウドサービスは仕事を奪うものではなく、味方になるものである

バックオフィス業務はもちろん、さまざまな仕事の生産性を上げてくれるクラウドサービスは、さらに増えていくでしょう。しかし、こうしたサービスに対して、まだまだ抵抗を持っている人も多いのだとか。

「中小企業などには、経理一筋20年みたいなプロフェッショナルがいることが多い。けれど、そうした方々から、“クラウドサービスは、自分の仕事を奪うものだ”と思われてしまっているんです。そうではなく、これらのサービスは今働く人の手間をなくすものであり、それによって、その人の専門性を企業の成長に向けた“攻め”の方向に活かすことを可能にするものなんです。せっかくの能力を受け身の仕事にばかり費やしていてはもったいないですよ」(古橋氏)

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一部の企業では、バックオフィスの人材を実務から解放し、事業・組織を改善する提案に仕事の価値をシフトする攻めの姿勢を重視しているところもあります。低コストで、自分の仕事を楽にして、より大きな価値を発揮する—。いま、日本企業はその働き方を改革する、大きな転換期にあるでしょう。

 「今後こうしたサービスの活用は必須になってくることは間違いありません。いつまでも、“自分でやらなきゃ”“頑張らなくちゃ”では日本の生産性は低いままですからね。当面の目標は『ボクシル』を通じて、多くの方々に変革の機会を提供すること。そして、ゆくゆくは当社の手で、世界の仕事を革新するようなサービスを生み出したいと思っています。現在、世の中で使われているクラウドサービスの多くはアメリカで生まれたものですから、そこに一石を投じていきたい。私たち次第で、日本の未来が大きく変わるのですから。こんなにやりがいのあることは滅多にありません」(古橋氏)

 「ボクシル」の他にも日本初の資料作成特化型クラウドソーシングサービス「SKET(スケット)」を提供しているスマートキャンプ。ホワイトカラー労働生産性の飛躍を目指して、今後も新たなチャレンジを続けてくれるでしょう。日々、多忙な業務に追われている皆さん。まずは、法人向けクラウドサービス口コミ・比較サイト「ボクシル」にアクセスして、業務改革の第一歩を踏み出してみませんか?クラウドサービスは、戦略総務になるための強力な武器になるかもしれませんよ!

 

企業情報

会社名 :スマートキャンプ株式会社

設立   :2014年6月4日

事業内容:法人向けクラウドサービス口コミ・比較サイト「ボクシル」の運営

所在地  :東京都港区芝4-12-2 クロスサイド田町ビル8階

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