社会課題でマッチング!目指す社会でつながる、これからの採用とは【アスタミューゼ株式会社】

カテゴリ:インタビュー 投稿日: 2019.2.5 tag: ,

みなさんが転職活動をするなら、何を重視しますか?給与、勤務地、業務内容……気にすべき条件は色々ありますが、「その企業に入って何を目指すのか」は誰しも多かれ少なかれ考えることと思います。
今回は、企業の実現したい未来と求職者の目指すものでマッチングできるサービス「SCOPE」を2018年12月にリリースした、アスタミューゼ株式会社の事業推進本部マネージャーの伊藤裕哉さんからお話を伺いました。

アスタミューゼの採用マッチングサイト「SCOPE」とは?

https://career-scope.jp/

 

−− 2018年12月にリリースされた「SCOPE」とは、どんなサービスですか?

企業が挑戦したい社会課題・実現したい未来を掲げ、同じビジョンを持った専門技術人材や先端領域人材とつながり、直接スカウトすることができる採用支援サイトです。従来の採用活動は、給与や勤務地、年齢、経験など条件のマッチングが主流でしたが、昨今はAI・IoT・自動運転といった新たな技術が台頭する第四次産業革命のなかで、「専門スキルを世の中の為に、社会貢献の為に役立てたい」といった声が挙がってきています。そこで、職種や年収や地域だけで絞り込むのではなく、挑戦したい社会課題を掲げ、企業と求職者が目指している未来の社会の姿でマッチングすることができるプラットフォームとして、「SCOPE」を作りました。

 

サービス提供の背景・業界動向

−−SCOPEができた背景を教えてください。

アスタミューゼでは以前から理系出身の技術職・研究職の採用支援を行っており、その中で理系採用の動向を見てきました。近年は新卒市場での採用活動も厳しく、中途採用での優秀な人材の獲得も難しいため、企業側は人材紹介サービスを多く利用しています。しかし転職市場では、転職人材紹介サイトに登録している転職者はわずか25%というデータがあり、しかも、優秀な人材ほど転職サイトには登録しないとも言われています。
こうした状況のなか、「未来でこういうもの・こういう社会を作りたい」と思っている企業とユーザーがつながる採用活動を行うために、これまでとは違った切り口が必要なのではないか、という思いからSCOPEが生まれました。
以前であれば企業が人材を選ぶ時代でしたが、今後は労働者人口が減少していくことから、多くの人材から選ばれる企業になることが優秀な人材を採用できるかどうかのポイントになっていきます。SCOPEは、多くの人材に選ばれるために企業の目指していることを伝えるメッセージを作り込み、そのメッセージを発信できるスカウトサービス、というコンセプトで運営しています。
12月にリリースして以来、イノベーター人材や理系のプロフェッショナル人材に特化してユーザー登録数を増加させており、利用いただいている企業様からもポテンシャルを評価いただいております。

 

労働者人口が減少する時代、優秀な人材を確保するために

−−「挑戦したい社会課題」を軸にしているという点について詳しく伺いたいです。

いま世界で選ばれている企業は、ビジョンを明確に持っていて、その製品・サービスを提供することで多くの社会課題を解決している企業です。アスタミューゼはもともと知財に関するデータベースを扱う会社で、ビッグデータからお金の流れや技術開発を詳細に分析して未来を予測しており、そのノウハウで「挑戦したい社会課題100」と、それらへ取り組むことで活発になることが予想される「2025年の成長領域」を独自に定義しています。これらを利用して、SCOPEを利用する企業が「挑戦したい社会課題」を設定し、それに見合った人材を見つけるお手伝いをできればと考えています。

−−非正規雇用で働いている方も対象としているのは、理由があるのですか?

これからの世の中は副業として複数の会社で働くことが当たり前になっていくと思います。最近のベンチャー企業では、優秀な大手企業で部長職などを務めてきた人を顧問として迎えて知恵を借りるという取り組みも行われているように、イノベーションを起こせるかどうか、その企業に対して十分な成果を出せるかどうかは、雇用契約の種類とは関係ありません。そのため、その個人の働き方や企業との関係性という部分にこだわらず、本当に優秀な人がより流動的になり、様々な場で活躍できるように支援したい、と考えています。

−−従来の採用活動ではアプローチできない人と出会って、自分たちはこういうことやりたいので一緒にやりませんか、というお誘いができるのは大きいですね。

理想形としては、転職市場なので勤務地や給与条件は当たり前に選択するものではありますが、そうではなく会社が生み出そうとしている製品によってどんな社会が生まれるのか、そういった本質的な部分で共感する個人と企業を結びつけるマッチングをすることができればと思っています。そして、単なる欠員補充のための採用ではなく、雇用という手段で事業を推進するための採用、という形でご活用いただけるようにしていきたいところです。

 

ビジネスの現場で常に使われるサービスにしたい

−−個人や企業に、どんな形でSCOPEを活用してもらいたいですか?

個人が転職活動をするときは、自分で情報収集して判断したいタイプ、企業からのスカウトを待ちたいタイプ、エージェントから紹介してほしいタイプがいると思います。どのタイプでも何らかのサービスを利用することになるとは思いますが、SCOPEは全てのタイプの人、さらには転職さえまだ検討していない人にも利用してほしいです。
極端な話をすれば、イノベーティブへの感度が高い人には、社会人になったら当たり前のようにSCOPEへ登録してもらい、自分の経歴や実績を毎年更新していく、常に使ってもらえるメディアになっていければ嬉しいなと思います。そしてその分野に取り組もうとして人材を探している会社はそれを見てスカウトする、というマッチングを実現したいです。

企業に関しては、従来は欠員が出たら採用にお金を出すという形が一般的でしたが、今後は常に募集するスタンスを持つことを世の中の当たり前にしていきたい、そしてその採用支援ツールとしてSCOPEを利用いただきたいと思っています。そのため、企業から欲しい人材をスカウトする機能に加えて、求職者の側から求人票を見て「いいね」をできる機能、将来的に設置を検討しているエージェントなどといった募集ツール全てがパッケージになった状態で、成果報酬は取らずに月額制の形でご提供しています。
サービスを常に利用しながら、人事の方にとどまらず、経営企画や事業課の方も優秀な人材を見つけて直接採用することができる環境を整えていってほしい。世の中を良くする意気込みを持って社会課題に取り組む企業が、中長期的に活躍する優秀な人材を逃さず採用できるようにしていくお手伝いをできれば嬉しいです。

 

企業様の「SCOPE」についてのお問い合わせはこちらからどうぞ。

また「SCOPE」のサイト、会員登録、各種サービスの確認は、こちらへアクセスしてください。https://career-scope.jp/


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