女性活躍推進法

用語説明

働く場面で活躍したいという希望を持つすべての女性の個性や能力が十分発揮され、豊かで活力ある社会の実現を目指すことを目的として2015年に定められた法律。

 

解説

正式名称は、「女性の職業生活における活躍の推進に関する法律」といいます。

現在の日本では、出産や育児を理由に働けていない女性が多いことや、出産や育児後に再就職をした場合はパートなどの非正規雇用として働く人が多いことなど、働く場面において女性の力が十分に発揮できていないという状況があります。

このような状況を踏まえ、女性の職業生活における活躍を迅速かつ重点的に推進するために、2015年8月に新たに法律が制定され、2016年4月から全面施行されています。

この法律の施行により、従業員が300人を超える企業には、女性の活躍に関する状況の把握・課題分析や、女性の活躍推進に向けた数値目標を盛り込んだ事業主行動計画の策定・公表、男女別の育児休業取得率など女性の職業選択に資する情報の公表が義務付けられました(300人以下の民間企業等にあっては努力義務)。

法律の詳しい内容や事業主行動計画の策定方法については下記の記事で詳しく説明していますので、参照してください。

・徹底解説! 女性活躍推進法

https://www.somu-lier.jp/column/woman-activity/

総務用語集
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