勤怠管理

用語説明

出勤・退勤をはじめ、労働時間や休憩、休暇などの社員の勤務状況を把握し、就労規則など会社で決めたルールを遵守しているかを管理すること。

 

解説

労働基準法により、企業は労働者の労働時間を適切に管理する責務を有しています。勤怠管理で主に把握する必要がある事項としては、労働者の出勤・退勤時刻、労働時間(時間外、休日、深夜労働の時間も含む)、出勤・欠勤日数、休日出勤日数、早退や遅刻の状況、有給休暇取得状況などが挙げられます。

長時間労働の問題が顕在化する中、政府の「働き方改革」における議論では残業時間の上限規制を設けることなどが検討されています。長時間労働を是正するためには労働時間の適正な把握が必要となるため、勤怠管理の重要性は今後ますます高まっていくでしょう。

近年では、オンライン上で打刻ができ、集計作業を自動で行ってくれる勤怠管理ソフトも存在します。これらのツールを活用しながら、労働時間を正確かつ効率的に把握することで、長時間労働の是正に寄与するとともに、より生産性の高い業務に時間を費やすことができるようになるというメリットも生じます。

勤怠管理の内容や方法については、下記の記事で詳しく説明していますので、参照してください。

・知らないと恥ずかしい!そもそも「勤怠」ってどんな意味?

https://www.somu-lier.jp/goodstory/attendance/

・過重労働の予防は企業の義務!勤怠管理を通して予防を図る

https://www.somu-lier.jp/goodstory/overwork/

総務用語集
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